伝えたい、和歌山ごはん
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第1回 おかいさん
いも茶がゆ

 おかいさん、おかい、茶がえ・・・。紀州和歌山では「おかゆ」は、親しみを込めてそう呼ばれます。昔、貴重なお米を節約するために考え出されたとも言われ、1日3食すべてが「おかいさん」だったという時期もありました。
 少ないお米を水や具でかさを増やして、たくさんの人数で食べられるようにした・・・、たらふく食べていないので力が出ないことを「おかい腹」と言うなど、あまり裕福でなかった時代の思い出があって悪いイメージを持つ人もいます。
 しかし、その味や、香ばしいお茶の香りに、1日1回は食べないと気がすまない、という人がいるのも事実です。
 今回は、そんな「おかいさん」についてご紹介します。

 ※参考文献:「聞き書 和歌山の食事」 農山漁村文化協会
          「味な味」 梅田恵以子著 宮井平安堂



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